MT4による自動売買の場合、EAによっては、スプレッドの大小によってパフォーマンスが大きく異なるものがあります。したがって、当サイトでは、極狭スプレッドの代わりに取引ごとに手数料にかかる「ECN口座」をおすすめしています。
当サイトおすすめの海外FX業者(Pepperstone、Axiory、XM)のECN口座の内容は、以下の通りです。
FX業者名 | 口座名 | FX業者の手数料 1ロット = 100,000通貨 |
キャッシュバック | 合計 1ロット往復 |
Pepperstone | Edge Razor | AUD3.5/1ロット片道 AUD7.0/1ロット往復 |
Cash Back Forex (1) AUD0.75/1ロット往復を月次でキャッシュバック (2) コミッションの10.7%を口座に直接還元 (コミッション:AUD3.5 per side) |
AUD6.25 (AUD7 – AUD0.75) |
Axiory | Nano Spread |
USD3.0/1ロット片道 USD6.0/1ロット往復 |
Final Cash Back USD1.2/1ロット (USD2.4/1ロット往復)( |
USD3.6 (USD6 – USD2.4) |
XM | Zero | USD5.0/1ロット片道 USD10.0/1ロット往復 |
Cash Back Forex $2.2/1ロット往復 |
USD7.8 (USD10 – USD2.2) |
(10,000通貨を1ロットとする日本のFX業者と異なり、海外業者のMT4口座のロット数は100,000通貨が1ロットですので注意してください。)
実際には各業者によって約定力、スリッページを考慮する必要がありますが、上記の表だけをみれば、AxioryのNano口座は、Final Cash Backのキャッシュバック込みで、「1ロット往復あたり3.6米ドル」と最も手数料が安い、といえます。
なおECN口座ではなくSTP口座では、手数料がかからない代わりにスプレッドが上乗せされて広くなります。
海外FX業者のSTP口座のスプレッドは、東京時間でだいたいドル円で1.4~2pipsくらいです(時間帯によってもっと広くなりますが)。
たとえば、ドル円の100,000通貨で、Bid107.000円/ドル、Ask107.015円/ドルとすると;
Bid 10,700,000円、Ask 10,701,500円となり、Bid/Askの差額は1,500円となります。
STP口座では手数料がかからないので実感がないですが、毎回、決済差額として上記金額を負担しているわけですね。一方上記ECN口座の方は、キャッシュバックの前の段階でも日本円で1,000円もかかっていません。
上記おすすめのECN口座は、STP口座との比較の点でも有利でもあるといえます。