「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」等の著書で知られる橘玲さんは、著書で「人的資本」の発想を紹介しています。この発想は、金融資産だけでなく、『自分自身』も金融価値を生み出すものとして管理しようというものです。
定期的な給料や報酬を得る自分自身は、「人的資産」として、「金融資産」と同様にキャッシュを生み出す源泉となります。私は、橘さんのこの考え方を10年以上前に知り、その後の人生のデザインにとても影響を与えたと思っています。
私が理想と思う生活スタイル「海外ノマドライフスタイル」でも、資産を「人的資産」、「金融資産」の2つに分けます。海外に拠点を移すことで、人的資産の環境としては:
- 国際業務スキル
- 国際経験
- 人脈
- グローバル発想力
- 外国語スキル
等の向上を得られるメリットを享受できるため、人的資産の価値を上昇させ、給料や報酬のキャッシュ・インを増やすことができます。
一方、金融資産の環境としては、海外に拠点を移すことで:
- 日本の金融規制の対象外であること
- キャピタルゲイン非課税(国による)
等のメリットを享受でき、金融資産の収益性を向上させ、こちらも運用収入のキャッシュ・インを増やすことができます。
つまり、海外に拠点を移すことで、人的資産・金融資産の両方について、キャッシュ獲得の能力・レバレッジを上げることができるわけです。
なお、海外に拠点を移すことで、日本円に偏らない資産を構成することもできます。
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