通貨研究:カナダドル(CAD)

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トラリピEAの対象として、「北米ペア」米ドル・カナダドル(USD/CAD:通称ドルカナ)や「資源国ペア」豪ドル・カナダドル(AUD/CAD:通称オージーキャンドル)が結構良いんじゃないかな、という「仮説」を検証していきたいと思います。






まずはカナダ、カナダドルの概要から。

【カナダ】

  • 首都:オタワ
  • 人口:34百万人
  • 政治:連邦立憲君主制国家、英連邦王国の一つ
  • 面積:ロシアに次いで世界第2位
  • GDP:1兆5636億ドル(約130兆円:2010年)、世界第9位
  • G7の一員の先進国
  • 財政収支、貿易収支は共に黒字
  • 二カ国語主義(英語・フランス語)
  • 最大貿易相手国は米国で、輸出の5分の4以上、輸入の約3分の2を占める
  • 世界的な資源国(天然ガス、原油、石炭、ウラン、金、パルプ等)であるため、資源価格(原油価格や金価格)の動向がカナダ経済や通貨カナダドルに大きな影響を与える
  • 米国とは政治的にも経済的にも密接な関係にあるため、米国経済の状況がカナダ経済にも影響を与える
  • 1982年にカナダ自主憲法が成立。イギリスへの法的従属性を解消、 1992年には北米自由貿易協定「FAFTA」参加、北米3国間 (米国、メキシコ、カナダ)交流も促進

【カナダドル(CAD)】

  • 財政黒字、低インフレ率、低金利の先進国通貨としてリスクは一般的に低い。ただしWTI原油価格との相関が大きい
  • 通称キャンドル
  • ドル、ユーロ、円ほどの流動性は無く、これら主要通貨より実需も少ない
  • スプレッドが主要通貨ペアより大きい
  • 他の資源国通貨ほどの高金利通貨ではない
  • 日本の個人トレーダーにはあまりなじみ無いが、比較的素直なチャートである
  • 中央銀行:Bank of Canada:http://www.bankofcanada.ca/
  • 政策金利:0.5%

(参考:主要国金利推移)
Interest rate - comparison

直近5年の変動幅

CAD/USD
0.9412 – 1.4718 (5,306pips, 56.4%)

CAD/JPY
72.14 – 106.51 (3,437pips, 47.6%)

AUD/CAD
0.9147 – 1.0787 (1,640pips, 17.9% )