RSIは週足で機能しやすい

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RSIは買われすぎ、売られすぎを示す最もポピュラーなオシレータ―系のインジケータのひとつですが、最大の欠点は、みなさんご存知のように「トレンド相場に弱い」ということですね。RSIは、一般に30%(または20%)を下回ると売られすぎ、70%(または80%)を超えると買われすぎとして逆張り的に利用されますが、トレンド相場や暴騰・暴落がおきると、30%より下や70%より上で張り付くことがあります。

ここで、「週足ではかなり有効」という興味深い記事(By バカラ村さん)を引用します。

時間足は短すぎず長すぎなければ大丈夫です。1分足とかであれば限りなく100%や0%に近づくので、あまり有効に使えないです。月足になるとほとんど70%とかに行かないです。したがって使いやすいのは1時間足から日足ぐらいの間です。RSIの欠点は反転を狙った使い方なので、反転せずトレンドが強ければ負けることになります。
でもこの使い方で週足で使えばかなり有効なんですよね^^
週足で80%を越えれば翌週は横ばいかもしくは下降することが多いです。
1時間足や日足では有効性が低くとも、週足では有効性が比較的高いのです。

ご参考に、2017年7月16日時点のUSD/CADの週足とRSI(9)は、以下の通りです。
過去2年、RSIはよく機能しているように見えますね。
USDCADWeekly_20170716

資源国通貨のカナダドルは、基本的に原油価格との相関性が高いとされます。USD/CADは今年に入って4月頃までは、堅調な原油価格に支えられて1.30付近で安定推移していました。その後原油価格が軟調となっていますが、カナダドルは逆に対ドルで上昇してきました。その背景は、カナダ中銀(BOC)総裁が6月12日に、「国内経済が成長を続ける中で政策金利を過去最低水準に維持するべきか検討する」と語ったことで、利上げ期待が高まったためです。

先週7月12、BOCは、政策金利である翌日物金利誘導目標を0.25%引き上げ、年0.75%にすると発表しましたた。利上げは2010年9月以来、6年10カ月ぶりです。

上記週足のRSI(9)は、先週末時点で22.6まで低下しています。実際に利上げが発表されて今後、USD/CAD週足のRSIがどう推移していくか注目してみることにします。