BREXITまとめ

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23日の英国国民投票に向けて、BREXITの概要をまとめておきます。

英国国民の間でEU離脱の機運が高まっている背景

  • ギリシャなどの欧州債務危機のたびに多額の税負担を求められることで英国国民に不平不満が高まる
  • 昨年以降大量の難民受入れに対してもEU主導の政治的決断にも不平不満が高まる。テロ防止に向けて難民受入れ反対運動も広がりを見せている
  • もともと英国では通貨ユーロは導入されておらず、財政・金融政策はECBから独立して政策運営されており、EU加盟国28ヵ国との貿易関税非課税が維持されるのであれば経済的損失はないというのが離脱支持派の楽観論

様々な経済的損失

  • 離脱の場合、多国籍企業による英国拠点の移転やEU加盟各国とそれぞれ関税交渉の見直し、英国GDPは3.6%減少、失業率は2.2%程度まで上昇、賃金低下、ポンド下落など様々な経済的損失が予測される
  • 実際、海外投資家は英国のEU離脱に備え、英国株ほかポンド建資産への投資を手控えており、英国株保有額は2008年11月以来の水準まで低下
  • 一方で残留となれば、海外投資家の資金フローがポンドに回帰、対主要通貨でのポンド高が大きく進む可能性もある。現在対ドルで1.50ドル台まで上昇が見込まれるほか、対円でも160円台の可能性もある。
  • 残留となれば金融政策が引締め方向となり、一段のポンド高が進むと、行き過ぎたポンド高が輸入物価を中心とした国内の物価下落につながり、景気停滞などの新たな懸念もある

現在のポジション状況

  • 昨年のスイスフラン・ショックのような事態に備えて、既に一方的なポジションの傾きが生じており、対ポンドの一部の通貨ペアには需給に大きな歪みが見られる。23日に向けてボラティリティーが一段と上昇し、値動きがより荒くなる可能性がある。

投票日当日のスケジュール

(日本時間)

6月23日
15:00
投票開始
6月24日
6:00
 投票終了
9:00 4地域発表
10:00 48地域
 11:00  61地域
12:00 135地域※
13:00 109地域※
14:00 66地域
15:00 最終結果

※大勢が判明

参考サイト