豪ドルの相場動向まとめ

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FX攻略.com2017年8月号の特集「Repeat系注文の戦略」を参考にして、AUD/JPYのトラリピを再開しようと検討中です。
ということで、豪ドルの現在の相場状況を以下にまとめたいと思います。

AUD/USD週足
AUDUSDWeekly_20170716
AUD/USD日足
AUDUSDDaily_20170716
豪ドル/ドルは2013年5月にパリティー(1AUD=1USD)を割って以来長期の下降トレンドが開始、その後2015年終わり~2016年初頭の0.70米ドル割れで底入れ、現在はなだらかな長期上昇トレンドといえます。

2016年は年中旬から鉄鉱石価格の回復などを好感して反転上昇、その後トランプ米大統領当選を受けた米ドル高・米金利高により再び軟調に転じました。2017年に入ると、人民元安期待の後退や資源市況回復により反発し、2月半ばには0.77米ドルまで上昇しましたが、その後4月上旬にかけて鉄鉱石価格下落を背景に下落トレンドが始まり、さらに米国の6月利上げ期待が高まったことを受けて5月には0.734米ドルまで下落しました。その後は、商品市況の回復を好感して上昇に転じ、一旦5月のムーディーズが中国国債の格下げで6月1日に再び0.74米ドルを割れましたが、足元では、豪州経済の下振れリスクの後退、中国経済の安定化、および資源価格の持ち直しを背景に0.78米ドル台まで上昇してきています。

円安進行で「円キャリートレード」復活論も聞こえてきた矢先、足元は、トランプ・ジュニア氏のロシアゲート疑惑、ハト派のブレイナードFRB理事の慎重発言、イエレン議長のハト派的議会証言と続き米ドルの重しとなっています。目先は、ドル安・円安・欧州通貨高・資源国通貨高(AUD, CAD)といえます。

ECB、イングランド銀行、カナダ銀がそれぞれ、早期の金融緩和縮小の「出口戦略」に前向きな姿勢を示してきていますが、一方RBAの現在の金利政策は依然ニュートラル(中立)で、市場は今年のRBAの利上げは織り込まれていないといえます。

AUD/JPY週足
AUDJPYWeeky_20170716
AUD/JPY日足
AUDJPYDaily_20170716
対円では、2016年後半は、米トランプ大統領当選後の米国金利上昇による円安の進行から、2016年12月半ばに87円台まで急騰しました。2017年に入ると円高トレンドに転換しましたが、資源市況の回復に下支えされ、2月に2016年初め以来の88円まで上昇、その後は3月半ばからの更なる円高進行を受けて下押し圧力が強まり、82円割れまで下落しました。その後、円安基調となったことを背景に5月半ばにかけて84円まで戻しました。6月月初のムーディーズ中国国債の格下げで下落したものの、足元では、6月半ばからの円安進行と豪州経済の下振れリスクの後退、中国経済の安定化、資源価格の持ち直しを受けて88円台まで急上昇してきています。